- 位置引数: 関数に引数を渡す最も基本的な方法は、位置引数を使用することです。位置引数は、関数呼び出しの際に引数の値を順番に指定する方法です。
例えば、以下のような関数があるとします。
def greet(name, age):
print("こんにちは、{}さん!あなたは{}歳ですね。".format(name, age))
この関数に引数を渡す場合、以下のようにします。
greet("太郎", 25)
出力結果は次の通りです。
こんにちは、太郎さん!あなたは25歳ですね。
- キーワード引数: キーワード引数を使用すると、引数の値を名前で指定することができます。これにより、引数の順番を覚える必要がなくなります。
以下は、キーワード引数を使用した関数の例です。
def greet(name, age):
print("こんにちは、{}さん!あなたは{}歳ですね。".format(name, age))
この関数に引数を渡す場合、以下のようにします。
greet(name="太郎", age=25)
出力結果は前と同じです。
こんにちは、太郎さん!あなたは25歳ですね。
- デフォルト引数: デフォルト引数を使用すると、関数定義時に引数にデフォルト値を指定することができます。引数が渡されなかった場合、デフォルト値が使用されます。
以下は、デフォルト引数を使用した関数の例です。
def greet(name, age=30):
print("こんにちは、{}さん!あなたは{}歳ですね。".format(name, age))
この関数に引数を渡す場合、以下のようにします。
greet("太郎")
出力結果は次の通りです。
こんにちは、太郎さん!あなたは30歳ですね。
以上が関数に引数を渡す方法のシンプルで簡単な例です。これらの方法を使えば、関数をより柔軟に利用することができます。プログラミングにおいて、引数の渡し方は非常に重要な概念なので、しっかりと理解しておきましょう。