- プロジェクトのセットアップ まず、新しいReactプロジェクトを作成します。ターミナルで以下のコマンドを実行します。
npx create-react-app my-app
cd my-app
- Webpackのインストール Reactプロジェクトのルートディレクトリで、Webpackをインストールします。
npm install webpack webpack-cli --save-dev
- Webpackの設定ファイルの作成
ルートディレクトリに
webpack.config.js
という名前のファイルを作成し、以下の内容を追加します。
const path = require('path');
module.exports = {
entry: './src/index.js',
output: {
path: path.resolve(__dirname, 'dist'),
filename: 'bundle.js',
},
module: {
rules: [
{
test: /\.(js|jsx)$/,
exclude: /node_modules/,
use: {
loader: 'babel-loader',
},
},
],
},
};
上記の設定では、src/index.js
をエントリーポイントとし、dist/bundle.js
にバンドルされたファイルを出力します。また、Babelを使用してES6以上のJavaScriptをトランスパイルします。
- Babelの設定
ルートディレクトリに
.babelrc
という名前のファイルを作成し、以下の内容を追加します。
{
"presets": ["@babel/preset-react"]
}
これにより、ReactのJSX構文をトランスパイルできるようになります。
- ビルドの実行 ターミナルで以下のコマンドを実行して、Webpackによるビルドを行います。
npx webpack
ビルドが成功すると、dist/bundle.js
が生成されます。
以上がReactとWebpackのシンプルな設定例です。この設定を使用することで、Reactプロジェクトのビルドプロセスが簡略化され、効率的な開発が可能になります。
この記事ではさらに多くのコード例や詳細な設定については触れていませんが、基本的な設定例としては十分です。詳細な設定が必要な場合は、公式ドキュメントや他のリソースを参考にすることをおすすめします。