Notepad++でC++コードをコンパイルする方法とトラブルシューティング


  1. コンパイラのインストール: まず最初に、C++コードをコンパイルするために必要なコンパイラをインストールする必要があります。代表的なC++コンパイラには、GCCやclangなどがあります。インストール手順は、使用しているオペレーティングシステムによって異なりますので、公式のドキュメントを参照してください。

  2. Notepad++の設定: Notepad++を開き、メニューバーから「設定」を選択します。設定ダイアログボックスが表示されたら、左側のパネルから「実行」を選択し、「実行コマンド」のセクションに移動します。ここでは、コンパイラのパスとオプションを設定します。

例えば、GCCを使用する場合、以下のように設定します:

  • 実行: C:\path\to\gcc.exe (GCCのインストールパスを指定)
  • 引数: -std=c++11 -o "$(CURRENT_DIRECTORY)\$(NAME_PART).exe" "$(FULL_CURRENT_PATH)" (コンパイルオプションと出力ファイルの指定)
  1. コンパイルコマンドの設定: メニューバーから「実行」を選択し、「コンパイル」と「実行」の順にクリックします。コマンドボックスが表示されたら、以下のコマンドを入力します:
NPP_SAVE
$(FULL_CURRENT_PATH)
  1. コードの保存とコンパイル: C++コードをNotepad++で編集し、保存します。その後、メニューバーから「実行」→「コンパイル」を選択するか、ショートカットキーを使用してコンパイルを実行します。コンパイルが成功すると、出力ファイルが指定した場所に生成されます。

トラブルシューティング:

  • 「コンパイラが見つかりません」というエラーメッセージが表示される場合:

    • コンパイラのパスが正しく設定されているか確認してください。
    • コンパイラが正しくインストールされているか確認してください。
  • 「undefined reference to...」などのリンクエラーが発生する場合:

    • 必要なライブラリが正しくリンクされているか確認してください。
    • リンクオプションが正しく設定されているか確認してください。
  • 「syntax error」といった構文エラーが発生する場合:

    • コードの文法を確認し、typo(スペルミス)や文法の間違いがないか確認してください。

このように、Notepad++でC++コードをコンパイルする方法とトラブルシューティングの手順を説明しました。これにより、効果的にC++コードを作成し、エラーを解決することができるでしょう。