- URLパスにバージョンを含める:
APIのエンドポイントのURLにバージョン番号を含める方法です。これにより、異なるバージョンのAPIを独立して管理することができます。例えば、
/api/v1/users
や/api/v2/users
のようなURLを使用します。
# Flaskを使用したPythonの例
from flask import Flask
app = Flask(__name__)
@app.route('/api/v1/users')
def get_users_v1():
# v1のAPIの処理
@app.route('/api/v2/users')
def get_users_v2():
# v2のAPIの処理
# Djangoを使用したPythonの例
from django.http import HttpResponse
def get_users(request):
version = request.headers.get('API-Version')
if version == 'v1':
# v1のAPIの処理
elif version == 'v2':
# v2のAPIの処理
- クエリパラメータにバージョンを含める:
APIのリクエストURLにクエリパラメータとしてバージョン情報を含める方法です。クエリパラメータはURLの末尾に
?
を付けて指定します。
# Expressを使用したJavaScriptの例
const express = require('express');
const app = express();
app.get('/users', (req, res) => {
const version = req.query.version;
if (version === 'v1') {
// v1のAPIの処理
} else if (version === 'v2') {
// v2のAPIの処理
}
});
これらは一部の一般的なAPIバージョン管理の方法です。APIの特定のニーズや要件に合わせて、これらの手法をカスタマイズすることもできます。重要なのは、バージョン管理を一貫して実施し、ドキュメンテーションや通知を適切に行うことです。