ReactのFormikで必須フィールドが無効な場合にボタンを無効化する方法


  1. フォームのバリデーションスキーマを定義する方法: Formikでは、バリデーションスキーマを使用してフォームのバリデーションを行うことができます。まず、YupやJoiなどのバリデーションライブラリを使用して、バリデーションスキーマを定義します。例えば、以下のようなスキーマを考えてみましょう:
import * as Yup from 'yup';
const validationSchema = Yup.object().shape({
  username: Yup.string().required('ユーザー名は必須です'),
  password: Yup.string().required('パスワードは必須です'),
});

この例では、usernamepasswordが必須フィールドであることを定義しています。

  1. フォーム内のフィールドごとにバリデーションを設定する方法: Formikを使用してフォームを構築する際に、各フィールドにバリデーションルールを設定することもできます。例えば、以下のようにFieldコンポーネントを使用してフィールドを作成します:
import { Field, ErrorMessage } from 'formik';
// ...
<Field name="username" type="text" />
<ErrorMessage name="username" component="div" />
<Field name="password" type="password" />
<ErrorMessage name="password" component="div" />
  1. ボタンの無効化状態を管理する方法: ボタンの無効化状態は、FormikのisValidプロパティを使用して管理することができます。isValidはフォーム内の全フィールドがバリデーションに合格している場合にtrueとなります。したがって、ボタンを無効化するには、isValidを使用して条件式を作成します。例えば、以下のようになります:
import { Formik, Field, ErrorMessage } from 'formik';
// ...
<Formik
  initialValues={{ username: '', password: '' }}
  validationSchema={validationSchema}
  onSubmit={handleSubmit}
>
  {({ isValid }) => (
    <form>
      <Field name="username" type="text" />
      <ErrorMessage name="username" component="div" />
      <Field name="password" type="password" />
      <ErrorMessage name="password" component="div" />
      <button type="submit" disabled={!isValid}>
        送信
      </button>
    </form>
  )}
</Formik>

上記の例では、isValidを使用してボタンのdisabledプロパティを制御しています。フォーム内のフィールドがバリデーションに合格していない場合、isValidfalseとなり、ボタンは無効化されます。

これらの方法を使用することで、Formikを介して必須フィールドが無効な場合にボタンを無効化することができます。