- Webpack DevServer: Webpack DevServerは、開発時に便利な機能を提供するために使用されます。主な特徴は以下の通りです。
- ファイルの変更を監視し、自動的に再ビルドします。
- 変更内容をブラウザにリロードして表示します。
- インメモリでバンドルされたファイルを提供し、ビルド時間を短縮します。
Webpack DevServerを使用するためには、まずWebpackの設定ファイルに以下のような設定を追加します。
devServer: {
contentBase: './dist',
port: 8080,
hot: true
}
上記の設定では、contentBase
は開発時にサーブするファイルのルートディレクトリを指定し、port
はDevServerがリッスンするポート番号を指定します。hot: true
はHot Module Replacement(HMR)を有効にします。
- Webpack Live Reload: Webpack Live Reloadは、ファイルの変更を検知してブラウザをリロードするシンプルな手法です。DevServerよりも基本的な機能しか提供しませんが、簡単に導入できます。
Webpack Live Reloadを使用するためには、まずwebpack-dev-server
パッケージをインストールします。
npm install webpack-dev-server --save-dev
次に、Webpackの設定ファイルに以下のような設定を追加します。
module.exports = {
// ...他の設定
devServer: {
watchContentBase: true
}
}
上記の設定では、watchContentBase: true
はファイルの変更を監視して自動的にリロードするオプションを有効にします。
以上がWebpack DevServerとWebpack Live Reloadの基本的な使用方法です。どちらの方法を選ぶかは、プロジェクトの要件や好みによります。