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AWSアカウントの作成: AWSの利用にはアカウントが必要です。AWSの公式ウェブサイトにアクセスし、アカウントを作成します。
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EC2インスタンスの作成: EC2は、AWS上で仮想サーバーを作成するためのサービスです。EC2コンソールにアクセスし、Djangoアプリケーションを実行するためのEC2インスタンスを作成します。
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データベースの選択: DjangoはデフォルトでSQLiteを使用していますが、AWS上でよりスケーラブルなデータベースを利用することをおすすめします。RDS(Relational Database Service)は、AWSが提供するマネージドDBサービスであり、MySQLやPostgreSQLなどのデータベースエンジンをサポートしています。
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RDSインスタンスの作成: RDSコンソールにアクセスし、Djangoアプリケーションに適したデータベースエンジンを選択してRDSインスタンスを作成します。必要な設定(インスタンスサイズ、ストレージ容量、セキュリティグループなど)を指定します。
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Djangoの設定: Djangoプロジェクトのsettings.pyファイルを編集し、データベース接続に関する設定を行います。RDSインスタンスのエンドポイント、データベース名、ユーザー名、パスワードなどの情報を指定します。
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データベースマイグレーション: Djangoのマイグレーション機能を使用して、データベースのテーブルを作成します。コマンドラインで
python manage.py makemigrations
とpython manage.py migrate
を実行します。
以上の手順を実行することで、DjangoアプリケーションはAWS上で動作し、RDSを使用したデータベースに接続できるようになります。
コード例(settings.pyファイルの一部):
# settings.py
# データベースの設定
DATABASES = {
'default': {
'ENGINE': 'django.db.backends.postgresql',
'NAME': 'your_database_name',
'USER': 'your_username',
'PASSWORD': 'your_password',
'HOST': 'your_rds_endpoint',
'PORT': '5432',
}
}
このように設定することで、Djangoは指定したRDSインスタンスに接続し、データベース操作を行うことができます。
以上が、DjangoでAWS上にデータベースをセットアップする方法の概要です。詳細な手順や設定については、DjangoとAWSの公式ドキュメントを参照してください。