Pythonを使用してKubernetesのカスタムリソース定義(CRD)を操作する方法


まず、PythonからKubernetesクライアントを使用するために、kubernetesパッケージをインストールします。以下のコマンドを使用してインストールできます:

pip install kubernetes

インストールが完了したら、次のコードスニペットを使用して、Kubernetesクライアントを作成し、CRDを操作する方法を学ぶことができます:

from kubernetes import client, config
# Kubernetesクライアントのセットアップ
config.load_kube_config()  # もしくは config.load_incluster_config() を使用してクラスタ内の設定をロードする
# クライアントの作成
kube_client = client.ApiClient()
# CRDの作成
crd_definition = {
    "apiVersion": "apiextensions.k8s.io/v1",
    "kind": "CustomResourceDefinition",
    "metadata": {
        "name": "mycrds.example.com"
    },
    "spec": {
        "group": "example.com",
        "versions": [
            {
                "name": "v1",
                "served": True,
                "storage": True
            }
        ],
        "scope": "Namespaced",
        "names": {
            "plural": "mycrds",
            "singular": "mycrd",
            "kind": "MyCRD",
            "shortNames": ["mc"]
        }
    }
}
api_instance = client.ApiextensionsV1Api(kube_client)
api_instance.create_custom_resource_definition(crd_definition)
# CRDの削除
api_instance.delete_custom_resource_definition("mycrds.example.com", body=client.V1DeleteOptions())

上記のコードでは、kubernetesパッケージのclientモジュールを使用して、Kubernetesクライアントをセットアップし、CRDを作成および削除する方法を示しています。