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OpenSSLの公式ウェブサイトにアクセスし、最新のソースコードをダウンロードします。https://www.openssl.org/にアクセスして、"Downloads"セクションからソースコードの圧縮ファイル(.tar.gzまたは.zip形式)を入手します。
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ダウンロードしたファイルを適当なディレクトリに展開します。展開方法は、ファイル形式によって異なりますが、一般的には次のようなコマンドを使用します。
# .tar.gz形式の場合 tar -zxvf openssl-x.x.x.tar.gz # .zip形式の場合 unzip openssl-x.x.x.zip
ここで、"x.x.x"はダウンロードしたファイルのバージョン番号です。
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展開されたディレクトリに移動します。
cd openssl-x.x.x
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OpenSSLをビルドおよびインストールします。以下のコマンドを順番に実行します。
./config make make install
./config
コマンドは、システムの環境に合わせた設定を行います。make
コマンドは、コンパイルを実行し、make install
コマンドは、ビルドされたバイナリをシステムにインストールします。インストール時に特定のディレクトリにインストールする場合は、
./config
コマンドの前に--prefix=/path/to/install
のようなオプションを指定します。 -
インストールが完了したら、OpenSSLが正しく動作するかを確認するために、コマンドラインから以下のコマンドを実行します。
openssl version
バージョン情報が表示されれば、OpenSSLのインストールは成功しています。
以上が、OpenSSLのソースコードからのダウンロードとインストールの手順です。これにより、セキュアな通信のための暗号化機能を利用することができます。