RustでWindows向けにクロスコンパイルする方法


  1. Rustのインストール: まず、Rustをインストールする必要があります。公式のRustプログラミング言語のウェブサイト (https://www.rust-lang.org) からインストーラをダウンロードして、インストール手順に従ってください。

  2. クロスコンパイルツールチェインのインストール: Windows向けにクロスコンパイルするためには、クロスコンパイルツールチェインをインストールする必要があります。以下のコマンドを使用して、ツールチェインをインストールします。

$ rustup target add x86_64-pc-windows-gnu
  1. ビルドの設定: Rustプロジェクトのルートディレクトリに移動し、Cargo.toml ファイルを開きます。次に、以下の設定を追加します。
[build]
target = "x86_64-pc-windows-gnu"
  1. クロスコンパイルの実行: 以下のコマンドを使用して、Windows向けにクロスコンパイルを実行します。
$ cargo build --target x86_64-pc-windows-gnu

これにより、target/x86_64-pc-windows-gnu/debug ディレクトリにWindows向けの実行可能ファイルが生成されます。

以上が基本的なクロスコンパイルの手順です。この他にも、さまざまな方法があります。例えば、Dockerコンテナを使用してクロスコンパイル環境を構築する方法や、Crossコマンドを使用する方法などがあります。詳細については、Rustのドキュメントやオンラインのリソースを参照してください。