Linuxのcpコマンドでファイルを除外する方法


  1. --excludeオプションを使用する方法: cpコマンドには、--excludeオプションを使用して特定のファイルやディレクトリを除外する機能があります。以下のようにコマンドを実行します。

    cp --exclude=ファイル名 コピー元 コピー先

    例えば、"example.txt"というファイルを除外したい場合は、次のようにします。

    cp --exclude=example.txt ディレクトリA ディレクトリB

    このコマンドは、ディレクトリAからディレクトリBへのコピーを行いますが、"example.txt"は除外されます。

  2. ワイルドカードを使用する方法: cpコマンドでは、ワイルドカードを使用して一括でファイルを除外することもできます。例えば、"*.txt"という拡張子が".txt"で終わるすべてのファイルを除外したい場合は、以下のようにします。

    cp --exclude=*.txt ディレクトリA ディレクトリB

    このコマンドは、ディレクトリAからディレクトリBへのコピーを行いますが、".txt"で終わるファイルは除外されます。

  3. rsyncコマンドを使用する方法: rsyncコマンドは、高度なファイル同期とコピーを行うためのツールです。rsyncコマンドを使用すると、--excludeオプションに加えて、さまざまなフィルタリングオプションを使用してファイルを除外することができます。以下は、rsyncコマンドを使用してファイルを除外する例です。

    rsync --exclude='ファイル名' コピー元 コピー先

    例えば、"example.txt"というファイルを除外したい場合は、次のようにします。

    rsync --exclude='example.txt' ディレクトリA ディレクトリB

    このコマンドは、ディレクトリAからディレクトリBへのコピーを行いますが、"example.txt"は除外されます。

これらの方法を使用することで、Linuxのcpコマンドで特定のファイルやディレクトリを除外しながらコピーを行うことができます。必要に応じて、上記の方法を選択してください。