HTMLにおけるコピーの無効化方法


HTMLでは、特定の要素やテキストのコピーを無効化することができます。ただし、完全にコピーを防ぐことはできませんが、いくつかの方法を使用することで、一般のユーザーがコピーする手間を増やすことができます。

以下に、いくつかの方法とコード例を示します。

  1. CSSを使用したテキストの選択無効化: CSSのuser-selectプロパティを使用することで、特定の要素内のテキストの選択を無効化することができます。
<style>
.disable-select {
  -webkit-user-select: none; /* Safari */
  -moz-user-select: none; /* Firefox */
  -ms-user-select: none; /* IE/Edge */
  user-select: none;
}
</style>
<p class="disable-select">コピーを無効化するテキスト</p>
  1. JavaScriptを使用したコンテキストメニューの無効化: JavaScriptを使用して、特定の要素やページ全体で右クリックやコンテキストメニューを無効化することができます。
<script>
document.addEventListener('contextmenu', function(e) {
  e.preventDefault();
});
</script>
  1. 画像のコピーの無効化: 画像のコピーを無効化するために、一般的な方法はありません。しかし、画像を表示する際に透明なオーバーレイを重ねることで、ユーザーが直接画像を選択できないようにすることができます。
<div style="position: relative;">
  <img src="example.jpg" alt="画像" />
  <div style="position: absolute; top: 0; left: 0; width: 100%; height: 100%; pointer-events: none;"></div>
</div>

これらの方法は一般的なユーザーに対してコピーを難しくするものですが、高度なユーザーや開発者によっては回避される可能性があります。セキュリティ要件がある場合は、さらなる対策を検討することをお勧めします。