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コンパイラのインストール: 最初に、C++のコンパイラをインストールする必要があります。Windowsでは、通常、MinGW(Minimalist GNU for Windows)やMSYS2といったツールセットを使用します。これらのツールセットは、GCC(GNU Compiler Collection)を含んでおり、C++のコンパイラを提供します。インストール手順はツールセットによって異なる場合がありますので、公式のドキュメントを参照してください。
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コードの作成: テキストエディタを使用して、C++のコードを作成します。例えば、"main.cpp"という名前のファイルに以下のようなコードを書いて保存します。
#include <iostream> int main() { std::cout << "Hello, World!" << std::endl; return 0; }
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コンパイル: 作成したC++のコードをコンパイルします。以下の手順に従ってください。
- コマンドプロンプトを開きます。
- ソースコードが保存されているディレクトリに移動します。例えば、
cd C:\path\to\your\code
と入力します。 -
次に、以下のコマンドを入力してコンパイルします。
g++ main.cpp -o output.exe
上記のコマンドでは、
g++
はコンパイラの実行ファイルの名前です。main.cpp
はコンパイルするソースコードのファイル名です。output.exe
はコンパイルされた実行可能ファイルの出力名です。この名前は任意で指定できます。
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実行: コンパイルが成功すると、実行可能ファイルが生成されます。以下のコマンドを入力して、コンパイルされたプログラムを実行します。
output.exe
上記のコマンドを実行すると、コンソールに"Hello, World!"と表示されるはずです。
以上がWindowsのコマンドプロンプトでC++をコンパイルして実行する基本的な手順です。この方法を使って、さまざまなC++プログラムをコンパイルして実行することができます。