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インストールと起動: Jupyter Notebookを使用するには、まずインストールする必要があります。Pythonのパッケージマネージャであるpipを使用して、以下のコマンドを実行します。
pip install jupyter
インストールが完了したら、ターミナルで以下のコマンドを実行してJupyter Notebookを起動します。
jupyter notebook
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ノートブックの作成と実行: Jupyter Notebookでは、コードやテキストを含むノートブックを作成できます。新しいノートブックを作成するには、Jupyterのホーム画面で「New」をクリックし、「Python 3」(または他のカーネル)を選択します。
ノートブックはセルと呼ばれる単位で構成されます。セルにはコードやマークダウンテキストを記述できます。セルを実行するには、「Shift + Enter」キーを押します。
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マジックコマンド: Jupyter Notebookでは、マジックコマンドと呼ばれる特殊なコマンドを使用できます。マジックコマンドは「%」または「%%」で始まり、様々な便利な機能を提供します。
例えば、以下のようにして時間計測を行うことができます。
%%time # ここにコードを記述
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拡張機能の活用: Jupyter Notebookには、便利な拡張機能が存在します。これらの拡張機能を使用すると、作業効率を向上させることができます。
例えば、Table of Contents(目次)拡張機能を使用すると、ノートブック内の見出しを自動的に目次として表示することができます。
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カスタム設定: Jupyter Notebookの挙動や外見をカスタマイズするための設定も可能です。設定ファイルを編集することで、テーマの変更やショートカットキーの設定などを行うことができます。
設定ファイルは以下のコマンドで生成できます。
jupyter notebook --generate-config
生成された設定ファイルを編集して、好みに合わせた設定を行いましょう。
以上がJupyter Notebookの基本的な設定と便利な機能の紹介です。これらの機能を活用することで、より効果的にコーディングやデータ分析を行うことができます。