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ドメインの設定ファイルを編集します:
- Apacheの場合: /etc/apache2/sites-available/ ディレクトリ内にあるドメインの設定ファイルを編集します。
- Nginxの場合: /etc/nginx/sites-available/ ディレクトリ内にあるドメインの設定ファイルを編集します。
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設定ファイル内で、PHPのバージョンを指定するディレクティブを見つけます。以下は一般的な例です:
- Apacheの場合:
<IfModule mod_php7.c>
やphp_value engine Off
のような行があります。 - Nginxの場合:
location ~ \.php$
のような行があります。
- Apacheの場合:
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ディレクティブ内のPHPバージョンを更新します。使用可能なバージョンは、システムにインストールされているPHPのバージョンに依存します。以下は例です:
- Apacheの場合:
php7.4
やphp8.0
のようにバージョンを指定します。 - Nginxの場合:
fastcgi_pass unix:/var/run/php/php7.4-fpm.sock;
のようにバージョンを指定します。
- Apacheの場合:
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設定ファイルを保存して閉じます。
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変更を有効にするために、ウェブサーバーを再起動します:
- Apacheの場合:
sudo service apache2 restart
- Nginxの場合:
sudo service nginx restart
- Apacheの場合:
これで特定のドメインのPHPバージョンが更新されます。ウェブサーバーは新しいバージョンを使用するようになります。
なお、上記の手順ではApacheとNginxを前提としていますが、他のウェブサーバーソフトウェアを使用している場合は、それに応じた設定ファイルを編集する必要があります。また、PHPのバージョンに関しては、システムにインストールされているバージョンに制約があるため、事前に利用可能なバージョンを確認してください。