Windowsコマンドプロンプト(CMD)の"copy"コマンドについての使い方と例


  1. ファイルのコピー: copy [元のファイルのパス] [コピー先のファイルのパス]

    例: copy C:\ユーザー\ユーザー名\ドキュメント\ファイル.txt D:\バックアップ\ファイル.txt

    上記の例では、"C:\ユーザー\ユーザー名\ドキュメント\ファイル.txt"というパスのファイルを、"D:\バックアップ\ファイル.txt"というパスにコピーします。

  2. ディレクトリのコピー: copy [元のディレクトリのパス] [コピー先のディレクトリのパス] /s

    例: copy C:\ユーザー\ユーザー名\ドキュメント\ディレクトリ D:\バックアップ\ディレクトリ /s

    上記の例では、"C:\ユーザー\ユーザー名\ドキュメント\ディレクトリ"というパスのディレクトリとその中のすべてのファイルを、"D:\バックアップ\ディレクトリ"というパスに再帰的にコピーします。

  3. 複数のファイルのコピー: copy [元のファイル1のパス] [元のファイル2のパス] ... [コピー先のディレクトリのパス]

    例: copy C:\ユーザー\ユーザー名\ドキュメント\ファイル1.txt C:\ユーザー\ユーザー名\ドキュメント\ファイル2.txt D:\バックアップ\

    上記の例では、"C:\ユーザー\ユーザー名\ドキュメント\ファイル1.txt"と"C:\ユーザー\ユーザー名\ドキュメント\ファイル2.txt"という2つのファイルを、"D:\バックアップ\"というディレクトリにコピーします。

  4. ファイルの属性を保持してコピー: copy [元のファイルのパス] [コピー先のファイルのパス] /a

    例: copy C:\ユーザー\ユーザー名\ドキュメント\ファイル.txt D:\バックアップ\ファイル.txt /a

    上記の例では、"C:\ユーザー\ユーザー名\ドキュメント\ファイル.txt"というパスのファイルを、"D:\バックアップ\ファイル.txt"というパスにコピーし、元のファイルの属性(読み取り専用、隠しファイルなど)を保持します。

これらは一部の基本的な"copy"コマンドの使い方と例です。別のオプションや詳細な設定については、"copy /?"コマンドを使用してヘルプを表示するか、オンラインのリソースやドキュメンテーションを参照してください。