Gitコミットメッセージのエンコーディングについての解説


  1. エンコーディングの指定: GitはデフォルトでUTF-8を使用しますが、プロジェクトごとに異なるエンコーディングを使用する場合もあります。コミットメッセージのエンコーディングを指定するために、.gitattributesファイルを使用できます。

例:

*.txt    text encoding=UTF-8
*.md     text encoding=UTF-8
  1. 文字化けの修正: エンコーディングが正しく指定されている場合でも、コミットメッセージが文字化けすることがあります。これは、端末のエンコーディングやGitクライアントの設定によるものです。文字化けを修正するには、以下の手順を試してみてください。

    • 端末のエンコーディングを確認し、必要に応じてUTF-8に設定します。
    • Gitクライアントの設定を確認し、適切なエンコーディングが選択されていることを確認します。
  2. 特殊文字のエスケープ: コミットメッセージに特殊文字(例: 改行文字、引用符)を含める場合、適切にエスケープする必要があります。これにより、文字化けや解釈の問題を回避できます。

例:

git commit -m "Add feature\nFix bug"
git commit -m 'Fix "critical" issue'
  1. コーディング規約の導入: コミットメッセージのエンコーディングに関する問題を防ぐために、プロジェクトでコーディング規約を導入することをおすすめします。コーディング規約は、エンコーディングの指定や特殊文字のエスケープなど、一貫したスタイルを確保するためのルールを定義します。