C#のswitch文とcase文の使い方


switch文は、特定の式の値に応じて、異なる処理を実行するための制御構造です。以下の形式で使用します。

switch (式)
{
    case 値1:
        // 値1に対する処理
        break;
    case 値2:
        // 値2に対する処理
        break;
    // 他のcase文...
    default:
        // 上記のいずれの値にも一致しない場合の処理
        break;
}

式の評価結果が、case文の値と一致する場合、そのcase文に書かれた処理が実行されます。一致するcase文がない場合は、defaultブロック内の処理が実行されます(必要に応じてdefaultブロックは省略可能です)。

例えば、以下のコードは、曜日に基づいてメッセージを表示する例です。

string dayOfWeek = "火曜日";
switch (dayOfWeek)
{
    case "月曜日":
        Console.WriteLine("今日は月曜日です。がんばりましょう!");
        break;
    case "火曜日":
        Console.WriteLine("今日は火曜日です。頑張りましょう!");
        break;
    case "水曜日":
        Console.WriteLine("今日は水曜日です。あと少しです!");
        break;
    default:
        Console.WriteLine("頑張りましょう!");
        break;
}

上記のコードでは、dayOfWeekの値が"火曜日"に一致するため、"今日は火曜日です。頑張りましょう!"というメッセージが表示されます。

switch文とcase文を使用することで、複数の条件に基づいて簡潔なコードを記述することができます。