Docker Composeを使用してMariaDBを設定する方法


  1. DockerとDocker Composeのインストール: まず、DockerとDocker Composeをインストールします。公式のDockerドキュメントを参照して、適切な手順に従ってインストールします。

  2. プロジェクトのディレクトリの作成: MariaDBの設定ファイルを含む新しいディレクトリを作成します。例えば、"myproject"という名前のディレクトリを作成します。

  3. Docker Composeファイルの作成: 作成したディレクトリに移動し、docker-compose.ymlという名前の新しいファイルを作成します。以下は、基本的なDocker Composeファイルの例です。

version: '3'
services:
  db:
    image: mariadb
    restart: always
    environment:
      MYSQL_ROOT_PASSWORD: example
      MYSQL_DATABASE: mydatabase
      MYSQL_USER: myuser
      MYSQL_PASSWORD: mypassword
    volumes:
      - ./data:/var/lib/mysql
  1. データ保存用のディレクトリを作成: プロジェクトのディレクトリ内に、データベースのデータを保存するためのディレクトリを作成します。上記の例では、"data"という名前のディレクトリを作成し、マウントポイントとして使用しています。

  2. コンテナの起動: コマンドラインでプロジェクトのディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行してコンテナを起動します。

docker-compose up -d

Docker Composeは、指定した設定に基づいてMariaDBコンテナを作成し、バックグラウンドで実行します。

  1. MariaDBへの接続: コンテナが起動した後、MariaDBに接続することができます。接続するためには、適切なクライアントを使用して次の接続情報を入力します。

    • ホスト: localhost
    • ポート: 3306
    • ユーザー名: myuser
    • パスワード: mypassword
    • データベース名: mydatabase

以上で、Docker Composeを使用してMariaDBを設定する手順が完了です。これにより、簡単かつ便利な方法でMariaDBをコンテナ化して利用することができます。必要に応じて、上記の設定をカスタマイズすることも可能です。

この記事では、Docker Composeを使用してMariaDBを簡単にセットアップする方法を紹介しました。これにより、開発やテスト環境でのデータベースのセットアップが迅速かつ簡単に行えるようになります。また、コンテナ化により、環境の一貫性とポータビリティも向上します。