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DELETE文を使用する方法: 以下のSQLコードは、DELETE文を使用してテーブルからデータを削除する例です。
DELETE FROM table_name;
上記のコードの「table_name」の部分には、データを削除したい各テーブルの名前を指定します。このコードを各テーブルに対して実行することで、すべてのテーブルからデータが削除されます。
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TRUNCATE文を使用する方法: TRUNCATE文は、テーブルからデータを効率的に削除するための方法です。以下のSQLコードは、TRUNCATE文を使用してテーブルからデータを削除する例です。
TRUNCATE table_name;
DELETE文とは異なり、TRUNCATE文はテーブルのデータをすべて一度に削除します。ただし、TRUNCATE文を使用すると、テーブルの構造は変わらず、シーケンスやインデックスもリセットされます。
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ダンプとリストアを使用する方法: データベースのバックアップとリストアを行う方法もあります。まず、pg_dumpコマンドを使用してデータベースのダンプファイルを作成し、次にpg_restoreコマンドを使用してダンプファイルをリストアします。以下は、具体的な手順です。
ダンプの作成:
pg_dump -U ユーザー名 -d データベース名 > dump_file.sql
ダンプのリストア:
psql -U ユーザー名 -d データベース名 -f dump_file.sql
この方法では、データベースのすべてのテーブルが削除され、ダンプファイルからデータがリストアされます。
これらの方法を使用することで、PostgreSQLデータベースのすべてのテーブルからデータを削除することができます。使用する環境や要件に応じて、適切な方法を選択してください。