方法1: Newtonsoft.Jsonパッケージを使用する方法 Newtonsoft.Jsonは、C#で一般的に使用されるJSON処理ライブラリです。以下の手順で、JSONデータを2次元配列として処理できます。
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Newtonsoft.Jsonパッケージをプロジェクトに追加します。
- Visual Studioの場合、NuGetパッケージマネージャーから"Newtonsoft.Json"を検索してインストールします。
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JSONデータを文字列として受け取ります。
string json = "{\"data\": [[1, 2, 3], [4, 5, 6], [7, 8, 9]]}";
- JSONデータを2次元配列にデシリアライズします。
var jsonObject = JsonConvert.DeserializeObject<Dictionary<string, int[][]>>(json);
int[][] dataArray = jsonObject["data"];
これで、dataArray
にJSONデータが2次元配列として格納されます。
方法2: System.Text.Jsonパッケージを使用する方法 .NET Core 3.0以降では、System.Text.Jsonが標準のJSON処理ライブラリとして提供されています。以下の手順で、JSONデータを2次元配列として処理できます。
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System.Text.Jsonパッケージがプロジェクトに含まれていることを確認します。
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JSONデータを文字列として受け取ります。
string json = "{\"data\": [[1, 2, 3], [4, 5, 6], [7, 8, 9]]}";
- JSONデータを2次元配列にデシリアライズします。
var jsonObject = JsonSerializer.Deserialize<Dictionary<string, int[][]>>(json);
int[][] dataArray = jsonObject["data"];
dataArray
にJSONデータが2次元配列として格納されます。
以上の方法で、C#でJSONデータを2次元配列として処理することができます。どちらの方法を選択するかは、プロジェクトの要件やパフォーマンスによって異なります。