- コマンドライン引数の取得: C#では、ターミナルからプログラムにコマンドライン引数を渡すことができます。次のコード例は、コマンドライン引数を取得して表示する方法を示しています。
using System;
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
if (args.Length > 0)
{
Console.WriteLine("コマンドライン引数:");
foreach (string arg in args)
{
Console.WriteLine(arg);
}
}
else
{
Console.WriteLine("コマンドライン引数は指定されていません。");
}
}
}
- 外部プログラムの実行:
ターミナルから外部プログラムを実行する必要がある場合、C#では
Process
クラスを使用します。以下のコード例では、ターミナル上でls
コマンド(ディレクトリの内容をリストする)を実行し、その結果を表示しています。
using System;
using System.Diagnostics;
class Program
{
static void Main()
{
Process process = new Process();
process.StartInfo.FileName = "ls";
process.StartInfo.UseShellExecute = false;
process.StartInfo.RedirectStandardOutput = true;
process.Start();
string output = process.StandardOutput.ReadToEnd();
process.WaitForExit();
Console.WriteLine("ls コマンドの結果:");
Console.WriteLine(output);
}
}
- ターミナル上でのユーザー入力の取得:
C#では、
Console.ReadLine
メソッドを使用して、ターミナル上からユーザーの入力を取得することができます。次のコード例では、ユーザーに名前を入力してもらい、それを表示する方法を示しています。
using System;
class Program
{
static void Main()
{
Console.WriteLine("名前を入力してください:");
string name = Console.ReadLine();
Console.WriteLine("入力された名前: " + name);
}
}
これらは、C#でターミナルを使用するいくつかの例です。他にもさまざまな方法がありますが、これらの基本的なテクニックをマスターすることで、ターミナルをより効果的に活用できるでしょう。