C#におけるプリミティブ型の解説と使用方法


  1. 整数型 (Integer Types):

    • sbyte: 8ビット符号付き整数 (-128 から 127)
    • byte: 8ビット符号なし整数 (0 から 255)
    • short: 16ビット符号付き整数 (-32,768 から 32,767)
    • ushort: 16ビット符号なし整数 (0 から 65,535)
    • int: 32ビット符号付き整数 (-2,147,483,648 から 2,147,483,647)
    • uint: 32ビット符号なし整数 (0 から 4,294,967,295)
    • long: 64ビット符号付き整数 (-9,223,372,036,854,775,808 から 9,223,372,036,854,775,807)
    • ulong: 64ビット符号なし整数 (0 から 18,446,744,073,709,551,615)
  2. 浮動小数点型 (Floating-Point Types):

    • float: 32ビット単精度浮動小数点数
    • double: 64ビット倍精度浮動小数点数
    • decimal: 128ビット10進数
  3. 文字型 (Character Types):

    • char: 16ビットのUnicode文字
  4. 真偽型 (Boolean Type):

    • bool: 真偽値 (true または false)

これらのプリミティブ型は、変数の宣言や関数の引数として使用することができます。以下に、それぞれの型を使用する例を示します。

// 整数型の使用例 int age = 25; byte flag = 1;

// 浮動小数点型の使用例 float pi = 3.14f; double price = 9.99;

// 文字型の使用例 char grade = 'A';

// 真偽型の使用例 bool isReady = true;

プリミティブ型は、メモリの使用量やデータの範囲に応じて適切な型を選択する必要があります。また、値の範囲を超える操作や型の不一致に注意する必要があります。

プリミティブ型は、C#プログラミングの基礎であり、他のデータ型やクラスの基礎となります。正しく理解し、適切に使用することで、効率的で信頼性の高いコードを作成することができます。

以上が、C#におけるプリミティブ型の解説と使用方法の概要です。コーディングにおいては、適切なデータ型を選び、値の範囲や性質に応じた操作を行うことが重要です。