NUnitテストの構文と使用法


  1. テストクラスの作成: NUnitでは、テストクラスを作成し、テストメソッドをその中に記述します。テストクラスは[TestFixture]属性で修飾され、テストメソッドは[Test]属性で修飾されます。
[TestFixture]
public class MyTestClass
{
    [Test]
    public void MyTestMethod()
    {
        // テストコードをここに記述する
    }
}
  1. アサーションの使用: NUnitでは、アサーションを使用してテスト結果を検証します。アサーションはAssertクラスの静的メソッドとして提供されており、期待される結果と実際の結果を比較します。
[Test]
public void MyTestMethod()
{
    int result = SomeMethod();
    Assert.AreEqual(5, result);
}
  1. テストのセットアップとクリーンアップ: NUnitでは、[SetUp]属性と[TearDown]属性を使用して、テストのセットアップとクリーンアップを定義することができます。
[TestFixture]
public class MyTestClass
{
    [SetUp]
    public void Setup()
    {
        // テストのセットアップ処理をここに記述する
    }
    [TearDown]
    public void Cleanup()
    {
        // テストのクリーンアップ処理をここに記述する
    }
    [Test]
    public void MyTestMethod()
    {
        // テストコードをここに記述する
    }
}
  1. テストランナーの使用: NUnitには、テストランナーとして使用することができるコンソールランナーやGUIランナーがあります。これらのランナーを使用すると、テストの実行や結果の表示などを簡単に行うことができます。

これらはNUnitテストの基本的な構文と使用法の一部です。さらに詳細な情報や高度なテストパターンについては、NUnitの公式ドキュメントやチュートリアルを参照してください。NUnitはテスト駆動開発(TDD)やユニットテストの実装において非常に重要なツールであり、品質保証やバグの早期発見に役立ちます。