- テストケースの作成方法:
NUnitでは、[Test]属性を使用してテストケースを作成します。例えば、以下のようにメソッドを作成し、[Test]属性を付けます。
[Test]
public void MyTestCase()
{
// テストケースのコード
// ...
}
- テストケースのアサーション:
テストケース内でのアサーションは、期待される結果と実際の結果を比較することで行います。NUnitでは、Assert
クラスを使用してアサーションを行います。以下にいくつかの例を示します。
[Test]
public void MyTestCase()
{
// 例: 値の等価性の検証
int expected = 10;
int actual = SomeMethod();
Assert.AreEqual(expected, actual);
// 例: 条件の検証
bool condition = SomeCondition();
Assert.IsTrue(condition);
// 例: 例外の検証
Assert.Throws<SomeException>(() => SomeMethodThatThrows());
}
- テストケースのセットアップとクリーンアップ:
テストの前後に特定の処理を追加したい場合は、セットアップとクリーンアップメソッドを使用します。以下に例を示します。
[SetUp]
public void SetUp()
{
// テストのセットアップ処理
// ...
}
[TearDown]
public void TearDown()
{
// テストのクリーンアップ処理
// ...
}
[Test]
public void MyTestCase()
{
// テストケースのコード
// ...
}
- テストランナーの使用:
NUnitには、テストケースを実行するためのランナーがあります。コマンドラインから実行する場合は、nunit3-console
コマンドを使用します。また、Visual StudioのNUnit Test Adapterを使用してテストを実行することもできます。
以上がNUnitの基本的なテストケースの構文とコード例の解説です。これらの方法を使用して、効果的なユニットテストを作成することができます。