NUnitのテストケース構文の解説


  1. テストケースの作成方法:

NUnitでは、[Test]属性を使用してテストケースを作成します。例えば、以下のようにメソッドを作成し、[Test]属性を付けます。

[Test]
public void MyTestCase()
{
    // テストケースのコード
    // ...
}
  1. テストケースのアサーション:

テストケース内でのアサーションは、期待される結果と実際の結果を比較することで行います。NUnitでは、Assertクラスを使用してアサーションを行います。以下にいくつかの例を示します。

[Test]
public void MyTestCase()
{
    // 例: 値の等価性の検証
    int expected = 10;
    int actual = SomeMethod();
    Assert.AreEqual(expected, actual);
    // 例: 条件の検証
    bool condition = SomeCondition();
    Assert.IsTrue(condition);
    // 例: 例外の検証
    Assert.Throws<SomeException>(() => SomeMethodThatThrows());
}
  1. テストケースのセットアップとクリーンアップ:

テストの前後に特定の処理を追加したい場合は、セットアップとクリーンアップメソッドを使用します。以下に例を示します。

[SetUp]
public void SetUp()
{
    // テストのセットアップ処理
    // ...
}
[TearDown]
public void TearDown()
{
    // テストのクリーンアップ処理
    // ...
}
[Test]
public void MyTestCase()
{
    // テストケースのコード
    // ...
}
  1. テストランナーの使用:

NUnitには、テストケースを実行するためのランナーがあります。コマンドラインから実行する場合は、nunit3-consoleコマンドを使用します。また、Visual StudioのNUnit Test Adapterを使用してテストを実行することもできます。

以上がNUnitの基本的なテストケースの構文とコード例の解説です。これらの方法を使用して、効果的なユニットテストを作成することができます。