まず、Nunjucksテンプレート内でループを行うためには、forループを使用します。forループの構文は以下の通りです:
{% for variable in range(start, stop[, step]) %}
ループの本体
{% endfor %}
この構文では、variable
はループ変数であり、start
はループの開始値、stop
はループの終了値、step
はループ変数の増分を指定します。step
は省略可能で、デフォルト値は1です。
例えば、1から10までの数値をループ処理する場合、以下のように書きます:
{% for num in range(1, 11) %}
{{ num }}
{% endfor %}
このコードでは、num
という変数が1から10までの数値を順番に取得し、{{ num }}
で表示しています。
もし、ループ変数の増分を指定したい場合は、step
引数を追加します。例えば、1から10までの偶数を表示する場合、以下のように書きます:
{% for num in range(2, 11, 2) %}
{{ num }}
{% endfor %}
このコードでは、num
という変数が2から10までの偶数を順番に取得し、表示しています。
以上がNunjucksを使用して範囲内のループを行う方法です。シンプルで簡単な方法として、forループを使用し、適切な範囲と増分を指定することで目的の処理を実現できます。以上のコード例を参考にして、自身のプロジェクトでNunjucksを活用してみてください。