- ツリービューの表示設定: PyQtのQTreeViewクラスを使用して、ツリービューを表示します。以下は基本的なコード例です。
from PyQt5.QtWidgets import QApplication, QTreeView, QFileSystemModel, QWidget, QVBoxLayout
import sys
app = QApplication(sys.argv)
window = QWidget()
layout = QVBoxLayout(window)
tree_view = QTreeView()
model = QFileSystemModel()
model.setRootPath('') # 表示するディレクトリのパスを指定
tree_view.setModel(model)
layout.addWidget(tree_view)
window.show()
sys.exit(app.exec_())
上記の例では、QFileSystemModelを使用してファイルシステムのツリービューを作成しています。モデルには表示したいディレクトリのルートパスを設定し、ツリービューにモデルを設定します。
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ツリービューのカスタマイズ: ツリービューの見た目や動作をカスタマイズするために、以下の方法を使用できます。
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ツリービューのカラムを設定する: QTreeViewクラスのsetHeaderLabelsメソッドを使用して、表示するカラムのラベルを設定します。
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アイテムの追加や削除: QAbstractItemModelクラスを継承して独自のモデルを作成し、addRowやremoveRowなどのメソッドを使用してアイテムを追加や削除します。
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アイテムのデータをカスタマイズ: QAbstractItemModelクラスを継承して独自のモデルを作成し、dataメソッドをオーバーライドしてアイテムのデータをカスタマイズします。
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ツリービューのイベント処理: ツリービューで発生するイベントに対応するために、以下の方法を使用できます。
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アイテムの選択状態の変更を検知する: QTreeViewクラスのselectionModelメソッドを使用して、アイテムの選択状態の変更を検知します。
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アイテムのダブルクリックなどのイベントを処理する: QTreeViewクラスのdoubleClickedやclickedなどのシグナルを使用して、アイテムのイベントを処理します。
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以上の手法を使用して、PyQtでツリービューを実装することができます。必要に応じて、さらにカスタマイズや機能拡張を行うこともできます。