Vue.jsでプロップのデフォルト値を設定する方法


  1. デフォルト値の指定 プロップにデフォルト値を指定するには、コンポーネントのpropsオプション内でプロパティを定義し、defaultキーにデフォルトの値を設定します。例えば、messageという名前のプロップにデフォルト値として"Hello, World!"を設定するには、以下のようにします。
props: {
  message: {
    type: String,
    default: 'Hello, World!'
  }
}
  1. ファクトリ関数を使用する デフォルト値を動的に生成する必要がある場合は、ファクトリ関数を使用することもできます。以下の例では、現在の日付をデフォルト値として設定しています。
props: {
  currentDate: {
    type: Date,
    default: () => new Date()
  }
}
  1. コンポーネントのライフサイクルフックを利用する デフォルト値を設定するためにコンポーネントのライフサイクルフックを使用する方法もあります。以下の例では、createdフックを使用してデフォルト値を設定しています。
props: {
  count: Number
},
created() {
  if (typeof this.count === 'undefined') {
    this.count = 0; // デフォルト値の設定
  }
}

これらの方法を使用することで、Vue.jsでプロップのデフォルト値を設定することができます。必要に応じて、異なるデータ型や動的なデフォルト値を使用することもできます。プロップのデフォルト値を設定することで、コンポーネントが適切に動作することが保証されます。