- アノテーションを使用する方法: TestNGでは、@Testアノテーションを使用してテストケースを定義します。テストを無視するには、@Testアノテーションのenabled属性をfalseに設定します。以下に例を示します。
上記の例では、"ignoredTest"という名前のテストケースが無視されます。
- グループを使用する方法: TestNGでは、グループを使用して関連するテストケースをまとめることができます。特定のグループを無視するには、testng.xmlファイルでグループを除外するように設定します。以下に例を示します。
<test name="MyTest">
<groups>
<run>
<exclude name="ignoredGroup" />
</run>
</groups>
<classes>
<!-- テストクラスの指定 -->
</classes>
</test>
上記の例では、"ignoredGroup"という名前のグループが無視されます。
- テストリスナーを使用する方法: TestNGでは、テストリスナーを実装してテストの実行イベントをフックすることができます。テストを無視する場合、テストリスナーで該当するテストケースをスキップするように実装します。以下に例を示します。
import org.testng.ITestResult;
import org.testng.TestListenerAdapter;
public class MyTestListener extends TestListenerAdapter {
@Override
public void onTestStart(ITestResult result) {
if (result.getMethod().getMethodName().equals("ignoredTest")) {
result.setStatus(ITestResult.SKIP);
}
}
}
上記の例では、"ignoredTest"という名前のテストケースが無視されます。
以上が、TestNGでテストを無視する方法のいくつかです。これらの方法を使用することで、特定のテストケースをスキップして、効果的なテストスイートを作成することができます。詳細な使い方や他のオプションについては、TestNGの公式ドキュメントを参照してください。