C#におけるデコンストラクションの使い方


以下に、デコンストラクションの使い方とコード例をいくつか紹介します。

  1. タプルを使ったデコンストラクション: タプルを使用して複数の値をまとめた場合、デコンストラクションを使って値を個別の変数に代入することができます。
var person = ("John", 25);
var (name, age) = person;
Console.WriteLine($"Name: {name}, Age: {age}");
  1. 配列を使ったデコンストラクション: 配列でも同様にデコンストラクションを使用することができます。
var numbers = new[] { 1, 2, 3, 4, 5 };
var (first, second, _, _, fifth) = numbers;
Console.WriteLine($"First: {first}, Second: {second}, Fifth: {fifth}");
  1. クラスや構造体のメンバーを使ったデコンストラクション: クラスや構造体のメンバーをデコンストラクションすることもできます。
public class Point
{
    public int X { get; }
    public int Y { get; }
    public Point(int x, int y)
    {
        X = x;
        Y = y;
    }
    public void Deconstruct(out int x, out int y)
    {
        x = X;
        y = Y;
    }
}
var point = new Point(3, 4);
var (x, y) = point;
Console.WriteLine($"X: {x}, Y: {y}");

以上が、C#におけるデコンストラクションの使い方とコード例です。デコンストラクションを活用することで、よりシンプルで読みやすいコードを書くことができます。