WebSocketSharpライブラリの使用方法


WebSocketSharpライブラリについて

WebSocketSharpはC#でWebSocket通信を実装するためのライブラリです。この記事では、WebSocketSharpライブラリの使用方法と一緒に、いくつかのコード例を紹介します。

まず、WebSocketSharpをプロジェクトに追加する方法から始めましょう。WebSocketSharpはNuGetパッケージとして提供されていますので、Visual Studioなどの開発環境から簡単に追加することができます。

次に、WebSocket接続を確立する方法を見てみましょう。以下のコードは、サーバーに接続し、メッセージを送信する簡単な例です。

using WebSocketSharp;
class Program
{
    static void Main(string[] args)
    {
        using (var ws = new WebSocket("ws://サーバーのアドレス"))
        {
            ws.OnMessage += (sender, e) =>
                Console.WriteLine("受信したメッセージ: " + e.Data);
            ws.Connect();
            ws.Send("Hello, WebSocket!");
            Console.ReadLine();
        }
    }
}

この例では、WebSocketSharpクラスを使用してWebSocket接続を作成し、OnMessageイベントハンドラを設定して受信したメッセージを表示しています。Connectメソッドでサーバーに接続し、Sendメソッドでメッセージを送信しています。

また、WebSocket接続のエラーハンドリングも重要です。以下のコードは、エラーが発生した場合にエラーメッセージを表示する例です。

using WebSocketSharp;
class Program
{
    static void Main(string[] args)
    {
        using (var ws = new WebSocket("ws://サーバーのアドレス"))
        {
            ws.OnError += (sender, e) =>
                Console.WriteLine("エラー: " + e.Message);
            ws.Connect();
            Console.ReadLine();
        }
    }
}

この例では、OnErrorイベントハンドラを設定してエラーメッセージを表示しています。

以上がWebSocketSharpライブラリの基本的な使用方法とコード例です。これらの例を参考にして、WebSocket通信を実装する際に役立ててください。