C++におけるエスケープ文字の使用方法と例


以下に、C++における一般的なエスケープ文字の使用方法と例をいくつか紹介します。

  1. ダブルクォーテーション(")のエスケープ 文字列リテラル内でダブルクォーテーションを表現するには、\"というエスケープシーケンスを使用します。例えば、以下のようなコードがあります。

    std::cout << "Hello, \"World!\"" << std::endl;

    出力結果は以下のようになります。

    Hello, "World!"
  2. バックスラッシュ(\)のエスケープ バックスラッシュ自体を表現するには、\というエスケープシーケンスを使用します。例えば、以下のようなコードがあります。

    std::cout << "This is a backslash: \\" << std::endl;

    出力結果は以下のようになります。

    This is a backslash: \
  3. 改行文字(\n)のエスケープ 改行文字を表現するには、\nというエスケープシーケンスを使用します。例えば、以下のようなコードがあります。

    std::cout << "Line 1\nLine 2" << std::endl;

    出力結果は以下のようになります。

    Line 1
    Line 2

他にも、タブ文字(\t)、キャリッジリターン(\r)、バックスペース(\b)など、様々なエスケープシーケンスがあります。これらのエスケープ文字を適切に使用することで、特殊な文字や制御文字を文字列リテラル内で表現することができます。

以上のような内容で、C++におけるエスケープ文字の使用方法と例を紹介しました。