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静的ファイルの配置: まず、Flaskアプリケーション内にJavaScriptファイルやCSSファイルなどの静的ファイルを配置する必要があります。Flaskはデフォルトで
static
フォルダを静的ファイルの場所として認識します。したがって、JavaScriptファイルをstatic/js
フォルダ内に配置しましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>FlaskとJavaScriptのリンク</title>
<script src="{{ url_for('static', filename='js/myscript.js') }}"></script>
</head>
<body>
<!-- HTMLコンテンツ -->
</body>
</html>
src
属性には、url_for
関数を使用してJavaScriptファイルのパスを指定します。上記の例では、myscript.js
という名前のファイルがstatic/js
フォルダ内にあることを前提としています。
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JavaScriptファイルの作成:
static/js
フォルダ内にJavaScriptファイルを作成しましょう。このファイルには、Webページの動的な振る舞いやユーザーの入力に対する反応など、必要なJavaScriptコードを記述します。 -
Flaskアプリケーションのルートにルートを追加: Flaskアプリケーションのルートファイル(通常は
app.py
など)にルートを追加しましょう。以下は、ルートの例です。
from flask import Flask, render_template
app = Flask(__name__)
@app.route('/')
def index():
return render_template('index.html')
if __name__ == '__main__':
app.run()
上記の例では、/
というURLに対してindex.html
をレンダリングするように定義しています。実際のアプリケーションでは、他のルートや機能を追加することもできます。
これで、FlaskとJavaScriptをリンクさせる準備が整いました。Flaskアプリケーションを実行すると、指定したHTMLテンプレートが表示され、JavaScriptファイルが読み込まれます。
以上が、FlaskとJavaScriptをリンクさせるための基本的な手順です。この方法を使用することで、フロントエンドとバックエンドを連携させたWebアプリケーションを作成することができます。