サブレンジ変数は、配列や文字列などの範囲内の要素を指定するために使用されます。例えば、1から10までの整数の範囲内で値を扱いたい場合、次のようなコードを使用します。
var
subRangeVariable: 1..10;
begin
subRangeVariable := 5;
writeln(subRangeVariable); // 出力: 5
end.
上記の例では、subRangeVariable
というサブレンジ変数を宣言し、その範囲を1から10に指定しています。その後、変数に値5を代入しています。
また、サブレンジ変数は条件文やループ文と組み合わせて使用することもできます。以下の例では、サブレンジ変数を使用して1から10までの偶数を出力するコードを示します。
var
subRangeVariable: 1..10;
i: integer;
begin
for i := subRangeVariable do
begin
if i mod 2 = 0 then
writeln(i);
end;
end.
上記の例では、subRangeVariable
というサブレンジ変数を使用して、forループの範囲を指定しています。ループ内で、条件文を使用して偶数のみを出力しています。
これらのコード例を参考にしながら、パスカル言語におけるサブレンジ変数の使用方法を理解し、自身のプログラムに応用してみてください。