- クラス内で静的な定数を宣言する方法:
ES6クラス内で静的な定数を宣言するには、staticキーワードを使用します。以下は、クラス内で静的な定数を宣言する例です。
class MyClass {
static MY_CONSTANT = 'Hello, world!';
}
console.log(MyClass.MY_CONSTANT); // 結果: 'Hello, world!'
- クラス外で静的な定数を宣言する方法:
クラス外で静的な定数を宣言する場合、クラス自体の外で宣言する必要があります。以下は、クラス外で静的な定数を宣言する例です。
class MyClass {}
MyClass.MY_CONSTANT = 'Hello, world!';
console.log(MyClass.MY_CONSTANT); // 結果: 'Hello, world!'
- 定数名の規約:
静的な定数は、慣習的に大文字とアンダースコア(UPPER_CASE)で命名されることが多いです。これにより、他の開発者が定数として認識しやすくなります。
ボーナス: 定数の値を変更する方法
静的な定数の値を変更することはできませんが、定数の値を変更しようとするとエラーが発生します。以下は、定数の値を変更しようとした場合のエラーメッセージの例です。
class MyClass {
static MY_CONSTANT = 'Hello, world!';
}
MyClass.MY_CONSTANT = 'New value'; // エラー: "Cannot assign to read only property 'MY_CONSTANT' of object '#<MyClass>'"
以上がES6クラスでの静的な定数の宣言方法となります。これにより、クラス内で共有される定数を簡単に定義できます。