- block: ブロック要素として要素を表示します。ブロック要素は通常、新しい行で始まり、親要素の幅いっぱいを占めます。例えば、要素はデフォルトでブロック要素です。
div { display: block; }
- inline: インライン要素として要素を表示します。インライン要素は通常、テキストの一部として表示されます。例えば、要素はデフォルトでインライン要素です。
span { display: inline; }
- inline-block: インライン要素として要素を表示しますが、幅や高さなどのブロック要素のプロパティも指定できます。これにより、テキストとして表示されながら、幅や高さを調整することができます。
span { display: inline-block; width: 100px; height: 50px; }
- flex: 要素をフレックスコンテナとして表示し、フレックスボックスのレイアウトを適用します。フレックスボックスは要素の水平方向および垂直方向の配置を柔軟に制御するために使用されます。
.container { display: flex; }
- grid: 要素をグリッドコンテナとして表示し、グリッドレイアウトを適用します。グリッドレイアウトは要素を縦方向と横方向のグリッドに配置するために使用されます。
.container { display: grid; }
- none: 要素を非表示にします。要素はスペースを占有せず、レイアウトに寄与しません。
div { display: none; }
- visibility: 要素を非表示にしますが、要素のスペースは保持され、レイアウトに寄与します。
div { visibility: hidden; }
これらはいくつかの一般的なdisplayプロパティの値の例です。他にもさまざまな値が存在し、それぞれ異なる効果を持ちます。適切なdisplayプロパティの値を選択することで、要素の表示方法を柔軟に制御することができます。