display: inline" の使い方と効果的なタグの選び方


「display: inline」を使うと、要素はテキストの一部として扱われ、要素の幅はその内容に応じて自動的に調整されます。また、要素が横並びに配置されるため、同じ行に複数の要素を配置することができます。

  1. インライン要素とブロック要素: HTML要素は、一般的に「ブロック要素」と「インライン要素」の2つのカテゴリに分けられます。ブロック要素は通常、新しい行で始まり、幅や高さを持ち、独自のスペースを占有します。一方、インライン要素はテキストの一部として扱われ、横並びで表示されます。

  2. "display: inline" の使用方法: 要素に「display: inline」を適用するには、CSSスタイルシート内で次のように指定します:

.element {
  display: inline;
}

上記の例では、「.element」は適用したい要素のクラス名やID名に置き換えてください。

  1. "display: inline" の効果: 「display: inline」を使うと、要素は横並びに表示されるため、同じ行に複数の要素を配置することが容易になります。例えば、リンクやボタンなどの要素を横に並べて表示する場合に便利です。

  • <span>: インライン要素のコンテナとして使用され、特定のスタイルを適用するために使われます。
  • <a>: テキストリンクを作成するために使用され、複数のリンクを横並びに配置するのに適しています。
  • <button>: クリック可能なボタンを作成するために使用され、複数のボタンを横に並べて表示するのに適しています。