C++におけるケース(case)文の使用方法と例


  1. 基本的なケース文の構文: ケース文はスイッチ文内で使用され、特定の値に対して実行するコードブロックを指定します。
switch (expression) {
    case value1:
        // value1に対する処理
        break;
    case value2:
        // value2に対する処理
        break;
    ...
    default:
        // 上記の値以外に対する処理
        break;
}
  1. ケース文の例: 以下は、ケース文の実際の使用例です。
int dayOfWeek = 3;
string dayName;
switch (dayOfWeek) {
    case 1:
        dayName = "Sunday";
        break;
    case 2:
        dayName = "Monday";
        break;
    case 3:
        dayName = "Tuesday";
        break;
    case 4:
        dayName = "Wednesday";
        break;
    case 5:
        dayName = "Thursday";
        break;
    case 6:
        dayName = "Friday";
        break;
    case 7:
        dayName = "Saturday";
        break;
    default:
        dayName = "Invalid day";
        break;
}
cout << "Today is " << dayName << endl;

上記の例では、dayOfWeekの値に応じてdayNameに曜日の文字列を代入しています。dayOfWeekが1から7の範囲にある場合、対応する曜日の文字列がdayNameに格納されます。それ以外の場合は、"Invalid day"が代入されます。

  1. ケース文の注意点:
    • ケース文内のコードブロックの最後にはbreakステートメントを記述することで、他のケースへのフォールスルー(Fall-through)を防ぎます。
    • defaultキーワードは、上記の値以外の場合に実行されるデフォルトの処理を指定します。

以上がC++におけるケース文の基本的な使用方法と例です。ケース文を適切に活用することで、複数の条件に基づいた処理を効率的に記述することができます。