JavaScriptのforループとofループの違いと使い方


  1. forループ: forループは、指定された回数だけコードを繰り返し実行するためのループです。一般的な構文は以下のようになります:
for (初期化式; 条件式; 更新式) {
  // 実行したいコード
}

初期化式はループの最初に実行されるコードであり、条件式は各反復ごとに評価され、条件がtrueの場合にループが実行されます。ループの実行後には更新式が実行されます。

例えば、1から10までの整数をコンソールに表示する場合、以下のようにforループを使用します:

for (let i = 1; i <= 10; i++) {
  console.log(i);
}
  1. ofループ: ofループは、配列や文字列などの反復可能なオブジェクトの要素を順番に取り出すためのループです。構文は以下のようになります:
for (要素変数 of 反復可能オブジェクト) {
  // 実行したいコード
}

要素変数には、各反復で取り出される要素が格納されます。反復可能オブジェクトは、配列や文字列のような反復処理が可能なオブジェクトです。

例えば、配列の要素をコンソールに表示する場合、以下のようにofループを使用します:

const array = [1, 2, 3, 4, 5];
for (const element of array) {
  console.log(element);
}

このコードでは、配列の各要素が順番に変数elementに代入され、コンソールに表示されます。

以上がforループとofループの基本的な使い方です。どちらのループもデータの反復処理に役立ちますが、使用する場面や目的に応じて適切なものを選択する必要があります。