Angular 11におけるパイプの使用方法


  1. パイプの基本的な使用方法: パイプは、テンプレート内でデータを変換するために使用されます。以下のように、パイプを使用してデータの変換を行います。

    {{ data | pipeName }}

    ここで、dataは変換したいデータであり、pipeNameは使用するパイプの名前です。

  2. 組み込みのパイプ: Angularには、さまざまな組み込みのパイプが用意されています。以下は、いくつかのよく使用される組み込みパイプの例です。

    • DatePipe: 日付のフォーマットを変更します。
    • UpperCasePipe: 文字列を大文字に変換します。
    • LowerCasePipe: 文字列を小文字に変換します。
    • DecimalPipe: 数値を指定した形式で表示します。
  3. カスタムパイプの作成: 必要に応じて、独自のカスタムパイプを作成することもできます。以下は、カスタムパイプの作成例です。

    import { Pipe, PipeTransform } from '@angular/core';
    @Pipe({ name: 'customPipe' })
    export class CustomPipe implements PipeTransform {
     transform(value: any, args?: any): any {
       // 変換ロジックを実装する
       return transformedValue;
     }
    }

    ここで、CustomPipeはカスタムパイプの名前です。transformメソッド内で、データの変換ロジックを実装します。

  4. パイプのパラメータ: パイプにはパラメータを渡すこともできます。以下は、パイプにパラメータを渡す例です。

    {{ data | pipeName: param1: param2 }}

    ここで、param1param2はパイプに渡すパラメータです。

以上が、Angular 11におけるパイプの使用方法といくつかのコード例です。これを参考にして、データの変換や表示形式の変更などを行う際に役立ててください。