データベースクエリの基本: SELECT文とJOIN文の使い方


データベースクエリは、データベースから情報を取得するための重要な手段です。SELECT文は、データベース内の特定のテーブルからデータを選択するために使用されます。JOIN文は、複数のテーブルを関連付けて結果を取得するために使用されます。

以下に、SELECT文とJOIN文の基本的な使い方とコード例をいくつか示します。

  1. SELECT文の使い方: SELECT文は、以下のように使用されます。
SELECT 列名1, 列名2, ...
FROM テーブル名
WHERE 条件;

例えば、"employees"というテーブルから"first_name"と"last_name"の列を選択する場合は、次のようになります。

SELECT first_name, last_name
FROM employees;
  1. JOIN文の使い方: JOIN文は、以下のように使用されます。
SELECT 列名1, 列名2, ...
FROM テーブル名1
JOIN テーブル名2 ON 条件;

例えば、"employees"テーブルと"departments"テーブルを"employee_id"列で関連付ける場合は、次のようになります。

SELECT first_name, last_name, department_name
FROM employees
JOIN departments ON employees.department_id = departments.department_id;
  1. コード例: 以下に、より具体的なコード例を示します。
  • 2つのテーブルを結合して特定の列を選択する例:
SELECT customers.customer_id, orders.order_date
FROM customers
JOIN orders ON customers.customer_id = orders.customer_id;
  • 条件を指定してデータを絞り込む例:
SELECT product_name, unit_price
FROM products
WHERE unit_price > 50;
  • 複数の条件を組み合わせて検索する例:
SELECT customer_id, order_date
FROM orders
WHERE customer_id = 1001 AND order_date > '2023-01-01';

以上が、SELECT文とJOIN文の基本的な使い方とコード例の説明です。これらの例を参考にしながら、データベースクエリを効果的に活用してください。