ESP上で静的ファイルを提供する方法


  1. SPIFFS (SPI Flash File System) を使用する方法:

    • ESP8266やESP32などのESPデバイスでは、SPIFFSと呼ばれるファイルシステムを使用して、静的ファイルを管理できます。
    • Arduino IDEなどの開発環境を使用してESPデバイスにプログラムを書く場合、SPIFFSを使ってファイルをアップロードすることができます。
    • SPIFFSを使用すると、ESPデバイス内の特定のディレクトリに静的ファイルを保存し、ウェブサーバーから要求されたファイルを提供することができます。
  2. ESPAsyncWebServer ライブラリを使用する方法:

    • ESPAsyncWebServer ライブラリは、ESPデバイス上で非同期のウェブサーバーを作成するための便利なライブラリです。
    • このライブラリを使用すると、簡単に静的ファイルを提供することができます。
    • サンプルコード例:
#include <ESPAsyncWebServer.h>
AsyncWebServer server(80);
void setup() {
  server.on("/", HTTP_GET, [](AsyncWebServerRequest *request){
    request->send(SPIFFS, "/index.html", "text/html");
  });
  // その他のファイルへのハンドラーを追加することもできます
  server.begin();
}
void loop() {
  // 何もする必要はありません
}

上記のコードでは、ルートパス ("/") へのGETリクエストがあった場合に、SPIFFS内の "index.html" ファイルを提供しています。他のファイルへのハンドラーを追加することもできます。