PostgreSQLでは、UUID(Universally Unique Identifier)またはGUID(Globally Unique Identifier)と呼ばれる一意の識別子を生成するためのいくつかの方法があります。以下にいくつかの方法とそれに対応するコード例を示します。
- pgcrypto拡張モジュールを使用する方法:
pgcryptoはPostgreSQLの拡張モジュールで、ランダムなUUIDを生成するための関数が提供されています。
-- pgcrypto拡張モジュールを有効化する
CREATE EXTENSION IF NOT EXISTS pgcrypto;
-- UUID生成
SELECT gen_random_uuid();
- バージョン4のUUIDを生成する方法:
PostgreSQL 13以降、pgcrypto拡張モジュールを使用せずにバージョン4のUUIDを生成する関数が追加されました。
-- バージョン4のUUID生成
SELECT uuid_generate_v4();
- バージョン1のUUIDを生成する方法:
バージョン1のUUIDは、タイムスタンプとMACアドレスを使用して生成されるため、一意性と順序性が保証されます。ただし、MACアドレスを使用するため、セキュリティ上の懸念があります。
-- バージョン1のUUID生成
SELECT uuid_generate_v1();
これらはPostgreSQLでGUID文字列を生成するための一般的な方法です。選択した方法に応じて、適切なコードを使用して一意の識別子を生成できます。