Kotlin Serializationでフィールドを無視する方法


Kotlin Serializationを使用してオブジェクトをシリアライズする際に、特定のフィールドを無視する方法を学びましょう。

Kotlin Serializationでは、@Transientアノテーションを使用して特定のフィールドを無視することができます。@Transientアノテーションをフィールドの前に追加すると、そのフィールドはシリアライズの対象外となります。

以下に、@Transientアノテーションを使用してフィールドを無視する例を示します。

import kotlinx.serialization.Serializable
import kotlinx.serialization.Transient
@Serializable
data class Person(
    val name: String,
    @Transient
    val age: Int,
    val email: String
)
fun main() {
    val person = Person("John", 25, "[email protected]")
    val serialized = Json.encodeToString(person)
    println(serialized)  // 出力: {"name":"John","email":"[email protected]"}
}

上記の例では、Personクラスのageフィールドに@Transientアノテーションが付いています。そのため、ageフィールドはシリアライズされず、結果のJSON文字列には含まれません。

@Transientアノテーションを使用することで、シリアライズ時に特定のフィールドを無視することができます。