- readlineモジュールのインポート: まず、Node.jsプロジェクトにreadlineモジュールをインポートします。以下のコードを利用します。
const readline = require('readline');
- readline.Interfaceの作成: readlineモジュールの主要なクラスは、readline.Interfaceです。このクラスを使用して、ファイルやストリームからデータを読み込むためのインターフェースを作成します。以下のコードを参考にしてください。
const rl = readline.createInterface({
input: process.stdin,
output: process.stdout
});
- 行の読み込み:
readline.Interfaceのインスタンスを作成したら、
.on('line', callback)
メソッドを使用して行ごとのデータの読み込みを開始できます。以下は、コンソールからのユーザー入力を読み込む例です。
rl.on('line', (input) => {
console.log(`入力された行: ${input}`);
});
- エラー処理: readlineモジュールでは、いくつかの一般的なエラーが発生する可能性があります。以下は、よく見られるエラーとそれらの対処方法の例です。
-
TypeError: Cannot read property 'on' of undefined
: readlineモジュールのインポートが正しく行われているか確認してください。 -
SyntaxError: Unexpected end of input
: コード内の開き括弧{
や閉じ括弧}
が正しく対応しているか確認してください。 -
Error: Input/output error
: ファイルやストリームが存在するか、アクセス権が正しく設定されているか確認してください。
以上が、Node.jsでreadlineモジュールを使ったデータの読み込みと一般的なエラーの解析についての概要です。適切なエラーハンドリングを行いながら、このモジュールを使用して効果的にデータを読み込むことができます。