まず、以下のようなカスタムフックを作成します。
import { useState, useEffect } from 'react';
const useFetch = (url) => {
const [data, setData] = useState(null);
const [isLoading, setIsLoading] = useState(true);
const [error, setError] = useState(null);
useEffect(() => {
const fetchData = async () => {
try {
const response = await fetch(url);
const jsonData = await response.json();
setData(jsonData);
} catch (error) {
setError(error);
} finally {
setIsLoading(false);
}
};
fetchData();
}, [url]);
return { data, isLoading, error };
};
export default useFetch;
このカスタムフックでは、指定されたURLからデータをフェッチします。フェッチ中はisLoadingステートをtrueに設定し、フェッチが完了すると、データをdataステートに設定します。エラーが発生した場合は、エラーオブジェクトをerrorステートに設定します。最後に、isLoadingステートをfalseに設定してフェッチの状態を示します。
このフックを使用するには、以下のようにコンポーネント内で呼び出します。
import React from 'react';
import useFetch from './useFetch';
const MyComponent = () => {
const { data, isLoading, error } = useFetch('https://api.example.com/data');
if (isLoading) {
return <div>Loading...</div>;
}
if (error) {
return <div>Error: {error.message}</div>;
}
return (
<div>
{/* フェッチしたデータを表示するコンポーネントのレンダリング */}
</div>
);
};
export default MyComponent;
この例では、useFetchフックを使用してAPIからデータをフェッチし、isLoadingステートとerrorステートに基づいて適切な表示を行っています。isLoadingがtrueの場合は「Loading...」と表示し、エラーが発生した場合はエラーメッセージを表示します。データのフェッチが完了した場合は、フェッチしたデータを表示するコンポーネントをレンダリングします。
以上が、React.jsでasync/awaitとtry/catchブロックを使用したカスタムuseFetchフックの作成方法です。このフックを使用することで、データのフェッチとエラーハンドリングをシンプルかつ効果的に行うことができます。