- PDFファイルをアップロードするフォームを作成します。これには、HTMLのフォーム要素を使用します。例えば、以下のようなコードを使用します。
<form action="upload.php" method="post" enctype="multipart/form-data">
<input type="file" name="pdf_file" accept=".pdf">
<input type="submit" value="送信">
</form>
- ファイルを受け取るためのサーバーサイドのスクリプトを作成します。このスクリプトは、フォームから送信されたPDFファイルを受け取り、保存します。例えば、PHPで以下のようなスクリプトを使用します。
<?php
if ($_FILES["pdf_file"]["error"] == UPLOAD_ERR_OK) {
$temp_name = $_FILES["pdf_file"]["tmp_name"];
$destination = "uploads/" . $_FILES["pdf_file"]["name"];
move_uploaded_file($temp_name, $destination);
echo "ファイルが正常にアップロードされました。";
} else {
echo "ファイルのアップロード中にエラーが発生しました。";
}
?>
-
PDFファイルを表示するためのビューアーを準備します。一般的な方法は、PDF.jsと呼ばれるJavaScriptライブラリを使用することです。以下の手順でPDF.jsを導入します。
a. PDF.jsのソースコードをダウンロードし、適切な場所に配置します。 b. HTMLファイルにPDF.jsを読み込むスクリプトを追加します。
<script src="path/to/pdf.js"></script>
- ビューアーを表示するためのHTML要素を作成します。例えば、以下のようなコードを使用します。
<div id="pdf-viewer"></div>
- JavaScriptを使用して、ビューアーを初期化し、PDFファイルを表示します。以下のようなコードを使用します。
<script>
var pdfViewer = document.getElementById('pdf-viewer');
var pdfPath = 'path/to/uploaded/pdf/file.pdf';
// PDF.jsの初期化
PDFJS.workerSrc = 'path/to/pdf.js.worker.js';
PDFJS.getDocument(pdfPath).then(function(pdf) {
// 最初のページを表示
pdf.getPage(1).then(function(page) {
var viewport = page.getViewport({ scale: 1 });
var canvas = document.createElement('canvas');
var context = canvas.getContext('2d');
canvas.height = viewport.height;
canvas.width = viewport.width;
pdfViewer.appendChild(canvas);
page.render({ canvasContext: context, viewport: viewport });
});
});
</script>
これで、PDFファイルを送信して表示する準備が整いました。適切なファイルのアップロード先やパスを指定し、上記のコードを適宜調整してください。また、サーバーサイドの処理やセキュリティ対策にも注意して実装してください。
以上がPDFファイルを送信して表示する方法の基本的な手順です。必要に応じて、デザインのカスタマイズや追加機能の実装など、さらなる改善や拡張も行えます。