ClickHouseのarrayDistinct関数の使用方法


arrayDistinct関数は、配列内の重複した要素を除去し、一意の要素のみを返すための関数です。以下に、arrayDistinct関数の基本的な使用方法とコード例を示します。

-- サンプルデータの作成
CREATE TABLE test_array (
  id Int32,
  values Array(String)
) ENGINE = MergeTree()
ORDER BY id;
INSERT INTO test_array (id, values)
VALUES
  (1, ['apple', 'banana', 'apple', 'orange']),
  (2, ['cat', 'dog', 'dog', 'cat']),
  (3, ['red', 'blue', 'green']);
-- arrayDistinct関数の使用例
SELECT id, arrayDistinct(values) AS unique_values
FROM test_array;
-- 結果
-- id | unique_values
-- 1  | ['apple', 'banana', 'orange']
-- 2  | ['cat', 'dog']
-- 3  | ['red', 'blue', 'green']

上記の例では、test_arrayテーブルに含まれる配列values内の重複した要素を除去しています。結果として、一意の要素のみを含む配列が返されます。

このように、arrayDistinct関数を使用することで、ClickHouseで配列内の重複を効率的に除去することができます。データ分析などの場面で、重複のない一意の値を取得する必要がある場合に便利です。

この記事では、ClickHouseのarrayDistinct関数の基本的な使用方法とコード例を紹介しました。arrayDistinct関数を活用することで、データの整理や分析に役立つことが期待できます。