- デフォルトでNULL値を設定する方法:
テーブルを作成する際に、列のデフォルト値をNULLに設定することができます。以下は例です:
CREATE TABLE テーブル名 (
列名 データ型 DEFAULT NULL
);
この方法を使うと、データを挿入する際に明示的にNULLを指定しなくても、その列はNULL値で初期化されます。
- INSERT文でNULL値を設定する方法:
INSERT文を使用してデータを挿入する際に、NULL値を明示的に指定することができます。以下は例です:
INSERT INTO テーブル名 (列1, 列2, 列3)
VALUES (値1, NULL, 値3);
上記の例では、列2にNULL値を設定しています。
- UPDATE文でNULL値を設定する方法:
既存のデータを更新する際に、列の値をNULLに設定することもできます。以下は例です:
UPDATE テーブル名
SET 列名 = NULL
WHERE 条件;
上記の例では、条件に一致する行の列の値をNULLに設定しています。
- COALESCE関数を使用する方法:
COALESCE関数を使用すると、NULL値を他の値に置き換えることができます。以下は例です:
SELECT 列1, COALESCE(列2, 'デフォルト値') AS 列2
FROM テーブル名;
上記の例では、列2の値がNULLの場合には、'デフォルト値'で置き換えられます。
これらの方法を使って、PostgreSQLでNULL値を設定する方法を理解し、適切に使用することができます。データベースの設計や要件に合わせて、最適な方法を選択してください。