PostgreSQLでNULL値を設定する方法


  1. デフォルトでNULL値を設定する方法:

テーブルを作成する際に、列のデフォルト値をNULLに設定することができます。以下は例です:

CREATE TABLE テーブル名 (
    列名 データ型 DEFAULT NULL
);

この方法を使うと、データを挿入する際に明示的にNULLを指定しなくても、その列はNULL値で初期化されます。

  1. INSERT文でNULL値を設定する方法:

INSERT文を使用してデータを挿入する際に、NULL値を明示的に指定することができます。以下は例です:

INSERT INTO テーブル名 (列1, 列2, 列3)
VALUES (値1, NULL, 値3);

上記の例では、列2にNULL値を設定しています。

  1. UPDATE文でNULL値を設定する方法:

既存のデータを更新する際に、列の値をNULLに設定することもできます。以下は例です:

UPDATE テーブル名
SET 列名 = NULL
WHERE 条件;

上記の例では、条件に一致する行の列の値をNULLに設定しています。

  1. COALESCE関数を使用する方法:

COALESCE関数を使用すると、NULL値を他の値に置き換えることができます。以下は例です:

SELECT 列1, COALESCE(列2, 'デフォルト値') AS 列2
FROM テーブル名;

上記の例では、列2の値がNULLの場合には、'デフォルト値'で置き換えられます。

これらの方法を使って、PostgreSQLでNULL値を設定する方法を理解し、適切に使用することができます。データベースの設計や要件に合わせて、最適な方法を選択してください。