KotlinでのMapとFilterNotの使用方法


まず、mapメソッドについて説明します。mapメソッドは、与えられた変換関数を各要素に適用し、結果の要素を持つ新しいコレクションを返します。以下は、mapメソッドの使用例です。

val numbers = listOf(1, 2, 3, 4, 5)
val squaredNumbers = numbers.map { it * it }
println(squaredNumbers) // 結果: [1, 4, 9, 16, 25]

この例では、numbersリストの各要素を二乗して新しいリストを作成しています。

次に、filterNotメソッドについて説明します。filterNotメソッドは、与えられた条件に一致しない要素をフィルタリングするために使用されます。以下は、filterNotメソッドの使用例です。

val names = listOf("Alice", "Bob", "Charlie", "Dave")
val filteredNames = names.filterNot { it.startsWith("A") }
println(filteredNames) // 結果: [Bob, Charlie, Dave]

この例では、namesリストから"A"で始まる要素をフィルタリングしています。

これらのメソッドを組み合わせることもできます。以下は、mapとfilterNotを組み合わせた使用例です。

val numbers = listOf(1, 2, 3, 4, 5)
val filteredSquaredNumbers = numbers.map { it * it }.filterNot { it % 2 == 0 }
println(filteredSquaredNumbers) // 結果: [1, 9, 25]

この例では、numbersリストの各要素を二乗し、その結果から偶数をフィルタリングしています。

以上が、KotlinでmapとfilterNotを使用する方法の簡単な説明です。これらのメソッドは、コレクション操作をシンプルかつ効果的に行うための強力なツールです。是非、自分のプロジェクトで活用してみてください。